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小学生と繰り広げる、毎日のジャンケン勝負

平日は毎日のように、息子の小学校へ行く用事があります。下校時間のあたりに行くと、よく出会う男子児童がいて、その子がある日突然ジャンケンを挑んでくるようになりました。


六年生だということは知っていますが、名前はよく知りません。息子とは知り合いですが、友達というほどでもないようです。最初は戸惑いながらジャンケンに応じていましたが、連勝を重ねていくうちに楽しくなってきました。


何度やっても、私が勝つのです。相手は不思議がっていましたが、数回のジャンケンで気付いたパターンがあったので、勝って当然でもありました。いかにも小学生らしい、とてもわかりやすいパターンなので、大人なら数回のジャンケンで見抜けてしまうはずです。

 

そうやって毎日ジャンケンをしていくうちに、彼は自分のパターンに気付いてしまったのです。いつしか、パターンを崩してくるようになってしまいました。そのため、私が徐々に負けるようになってきたのです。


どうやら彼は私にだけ警戒しているようで、教職員相手にジャンケンを挑むときは、いつものパターンで玉砕しています。もう二ヶ月以上続けたジャンケンですが、夏休みに入ると共に一時休戦です。終業式に一学期最終ラウンドができるだろうかと思っていたのですが、タイミングが合わずに会えませんでした。

 

ほぼ毎日、他の児童も見ているなかでジャンケンしていたので、私とその子のジャンケンは六年生のあいだでは結構有名になっていました。便乗して違う子が挑んできたこともあり、思った以上に楽しませてもらいました。

二学期もまた、勝負を挑んできてくれるでしょうか。それまでに息子に付き合ってもらって、ジャンケンを鍛えておこうかなとも思っています。鍛えるようなものなのかはわかりませんが、気持ちが大事なのです。


夏休みに入ったばかりだというのに、今から二学期が楽しみです。