夏休み3日間の猛勉強ゼミにわが子が参加してみて感じたこと
最近、子どもが塾から3日間で30時間も勉強をするという過酷なゼミに参加してきました。
一日にかかる費用も高くて、有名難関校を目指すような出来でもないので・・意味ないんじゃないか?と思い、申し込みするまでは行かなくてよいと話していたのです。
でも募集締め切り間際になって聞いてみると、行かないのは数名だけというので、それを聞くと親として焦りも覚えてしまって、結局申し込んでしまったわけです。
この3日間というのはいつもの塾で行われるものではなく、電車に乗って皆のあこがれる私立学校を会場として借りて行われます。
なのでお弁当作って、電車に乗って・・と朝早起きして親も子も大変でした。
授業は成績順に4クラスに分かれていて、わが子は4番目のクラスでした。定期テストではそこそこ点数取れていると思っていたので、まだまだ上がいることを感じました。
でもこの際、基本的な部分をしっかり学んでもらって苦手意識をやっつけてほしいなと思っていました。
一日目はまだ目新しさもあったのでしょう。元気に出発しました。そして20時ごろ帰宅。第一声は予想通りの「疲れたー」でした。でも、今まで全く分からなかった数学の単元が4割くらいわかるようになったらしいです。喜んでいいのかな?
一緒に行った友達は上から2つ目のクラスで、応用ばかりでわからないと話していたとのことでした。家に帰ってからも今度は宿題と翌日のテスト勉強に追われて、結局、寝たのは23時過ぎでした。
宿題を全部終わる前に眠くなってしまい、結局翌日の朝は4時半起きしていました。
勿論、親の方も付き合いました。子どもが起きているのに寝ているわけにはいきませんものね。
2日目の帰り、この日は第一声が「おなかすいた!」でした。そのあと息せき切って話し出したのは今日のテストで優秀者の張り出しに名前載った!ということ。もちろん4番目のクラス内での優秀者ですけれど、それでも全然わからなかった単元が少しずつ克服されたことが証明されたわけですから嬉しいですね。
一番基本のクラスに入れてよかったなと感じました。それがやる気になったみたいで、あと一日頑張ろう!と家に帰ってからも明日の宿題に積極的に取り組んでいました。
正直なところ、このゼミに参加させるに当たっては何度も喧嘩して、行かす意味があるのだろうか?と家族会議を開いたんです。その費用があったら家族みんなで温泉旅行へいけるよとため息ついていたくらいです。うちは一般的なサラリーマン家庭だしそんなにやる気もない子に、お金かけて行かせて意味がないのでは・・と。
でも、やっぱり勉強しないといけない環境に置かれたら、やるんですね。結果的にはこの30時間の特訓は、行かせた意味があったと思います。
まだ受験生ではないですが、目標をもって勉強する仲間がいれば頑張れるのでしょうね。良い経験をさせてあげられたなと思います。まぁその分、私は・・好きな服も買わずに節約節約ですけどね!