子育てや家庭での体験談。家族関係、人間関係に関する口コミ

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人間関係に嫌気が指している人へのヒント。相手を尊重する気持ち

人との関わりは、年を重ねれば重ねるほど、複雑多岐に亘り、面白くもあり、厄介でもあり、誰もが悩み考える事柄であります。


幼い頃は、無邪気が優先し、多くの人が積極的に神羅万象、あらゆるものに興味を示し、コミュニケーションを取ろうとします。ひたすら、他愛もない事を、話し、時間など眼中になく、遊び続けます。


 この「どうでもいいこと」が人間形成上、非常に重要な事だと考えます。


人間は、常に上を目指し、前へ進もうとする生き物です。時々、寄り道戻り道を繰り返しながら。人の性質である以上、避けられない事です。その経験と知識が、知恵を生み、応用を導き出し、夫々の人生を見つけていくのではないでしょうか。


その後に、大人の階段を昇るにつれて、人との関わりが、生きる上での壁となり障害と思う機会が増えていきます。そこで、悩み苦しみます。意見の相違、思想の違い、性格等々。


ある人は、人間関係に背を向ける方もいます。それも、ひとつの生き方だと思い、否定はしませんし、私は、出来るほどの人格者でもありませんから。

 

ただし、世間は人の集まりで構成されます。避けては通れないのです。嫌な人もいれば、良い人もいる、優しい人もいれば、そうでない人もいます。多種多様、十人十色の人間が、幼い頃の経験から形成されていきます。


私も悩み苦しんだ、一人です。では、如何にして克服まではいかないまでも、いさかいのない生活を送れる様になったのでしょうか。全てを受け入れるように心掛けて、その事を体と脳に習慣づけするように訓練したからです。聖人君子であるはずもなく、大変な作業でした。何年もかかり、今も途上中ですが、いくばくかはスムーズに過ごせ、関われるようになりました。


 方法は、至ってシンプルに。そう、相手をなるべく認め、尊重するように試みたのです。このことで、少しばかり、心に寛容さが醸成されました。まだまだ、道半ばですが、そうすることで、人って素晴らしいなと考えられるようになりました。